何年もレンタルサーバーを借りていると、よりスペックの高いサーバーに引越ししてみたくなる場面もあります。具体的には、人気サイトができて1日のアクセス数がかなり増えて、サーバーに負担がかかりサイトの表示が遅くなった場合や、
これから新しく大規模サイトを構築するので、よりワードプレスを多く使うためにデータベースの使用できる量が多い他社のサーバーへ移りたい時などですね。
実際問題、他社のサーバーへの移転は比較的簡単ですが、データベースの移行などは始めての方にはちょっと難しいと思います。逆にhtml形式のみのサイトであれば非常に容易です。これはサイトをフォルダごと引っ越して、それからドメインを移行すればOKです。
サーバーを引っ越す際に最も大事なのは、サイトデータのバックアップをしっかりとっておくことですね。普段からもバックアップファイルをUSBメモリなどにとっておくことをオススメします。
サーバー引越しの方法ですが、まず新しく引っ越す先の新サーバーに契約し、それから旧サーバーのデータを移行します。フォルダごと移動しますが、データベースのバックアップファイルの扱いなどは、慣れない方はよく調べてから行いましょう。
旧サーバーのデータは、完全なバックアップをとっておきましょう。後で困っても、簡単に元通りにできるようにするためです。
なおサーバー会社によってコントロールパネルの操作方法が異なります。このあたりは好みが分かれるところですので、引越し前にまず確認しておきましょう。
サーバーの引越しは、慣れれば簡単ではありますが、長年サイト運営していくにはやはり頻繁な引越しは避けたほうが無難ですね。
とはいえ、より高性能なサーバーへ引っ越すと、サイトの表示速度が速くなり快適です。今後はデータバックアップが標準化されていくのが予測されますので、新サーバーを選ぶ基準にするのも良いかもしれません。