サイトマップとは、そのサイトのページがどれだけあり、かつインターネット上の場所(URL)、更新頻度、ページそれぞれの重要度等を示したものです。
この場合、「xmlサイトマップ」といいます。これはURL等を書いたテキストファイルに拡張子「.xml」を付けるのでそういいます。
サイト上で表示されるような、1ページから全ページへのリンクを張ってあるのも「サイトマップ」といいますが、これとはまた別物ですね。これはユーザーが楽に全ページを確認する為のものです。
それに対し、「xmlサイトマップ」とは、検索エンジンに読み込んでもらう為のもので、サイトのページ数が多い場合、検索エンジンのクローラーが全ページを把握するのに時間がかかるため、xmlサイトマップで速く全ページを辿ってもらう為にあります。
クローラーはサイトのリンクを辿っていくのですが、必ずしも1度に全ページを辿れるわけではないので、サイトマップで効率よくクロールできるようになるわけです。
小規模なサイトで、例えば10ページ程度のサイトであれば特にサイトマップは必要ありません。管理人は、20ページ以上あたりからサイトマップが必要、有用だと考えています。
Googleのウェブマスターツール等で、自分のサイトを登録し、さらにxmlファイルも登録しておきましょう。これはもちろん他の検索エンジンの登録ツールにも有効です。
サイトの更新にあわせて、xmlファイルも新しく更新しましょう。
またサイトマップは手書きでも可能ではありますが、めちゃくちゃ面倒ですから、ネット上で自動でサイトマップを作ってくれるサイトがあり、大変便利なのでこれを使いましょう。
このサイト「sitemap.xml Editor」では、自サイトのURLを入力するだけで簡単にxmlサイトマップを作成してくれます。もちろん細かい設定もできますが、実際は全ページの重要度は同じにして、更新頻度も1週間〜1ヶ月程度で作成したほうが楽です。
とても便利なサイトなのでブックマークしておくことをオススメします。大規模なサイトほどサイトマップのありがたみを感じやすいと思います。
・追記 残念ながら、最近の「https」サイトにはまだ対応していないです。「https」に対応されるのを気長に待ちましょう。