サイトの直帰率


サイトの直帰率

 サイトの直帰率とは、これはページ毎になりますがそのページを見た訪問者が文字通り直帰、離脱した率のことをいいます。具体的には別のサイトへ移動した、ページを閉じたら「直帰した」ことになります。

サイト製作では、この「直帰率」も重要なファクターになります。直帰率90%以上は宜しくないですね。具体的には、経験上各ページ85%以下の直帰率を目指しましょう。

ちなみにサイト訪問者が、そのページを10人が見て5人が他のサイトへ移動したら「直帰率50%」となります。理想は直帰率70%〜80%くらいですね。90%以上は改善の余地があるといえそうです。

この直帰率は、Google Anaylyticsを初めとする、アクセス解析ソフトで確認できます。

なお、この「直帰率」は少し高いからといって悪いわけではありません。そのページを見た方が、そのページで満足すれば他のサイトに移るのはごく自然ですし、お目当ての情報さえ得られれば離脱してもらって構わないのです。

問題なのは、その「直帰した理由」ですね。ページの滞在時間が長ければ、そこに有用な情報があった、と解釈できますし、数秒で離脱していれば「役に立たないページだった」と推測できます。滞在時間の平均時間が長いページ作りが重要といえます。

また、なるべく沢山のページを見てもらったほうがより多くの情報を提供できているわけですので、できるだけ長く滞在してもらえるサイトを作るのが大事です。

実はこの「直帰率」と「滞在時間」、検索エンジンのサイトの評価に大いに影響を与えています。これはGoogleのChromeブラウザでもデータを集められています。なので、SEOの観点からも、ユーザーがより多くのページを回ってくれるように工夫しましょう。

具体的には、1つのテーマのページに、関連性のあるテーマのページへのリンクを適度に羅列したりなど。ただこれも、やはり見やすく分かりやすいサイトであれば自然と滞在時間も長くなります。

また、直帰率が90%を超えるページは、更に記事を書き足していくか、画像を追加して改良し、直帰率をある程度下げる事をオススメします。他にはno indexを入れるか、あるいは他のページに統合してしまうのも一つの方法ですね。

 

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